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ダンボールシートの断面図を左に示します。 |
中しんの種類はJIS規格(JIS P 3904)上、MA/MB/MCの3種の級に分類され、セミケミカルパルプ100%で製造された「SCP中しん」(MA級)とセミケミカルパルプと古紙パルプを混合して製造された「特しん」(MB、MC級)に分類され、強度はMA>MB>MCとなります。
一般的に使用されているダンボールの中しんは特しんの120です。
ダンボールの種類は段の種類をどのように組み合わせるかを分類したものです。
a.片面ダンボール |
b.両面ダンボール |
c.複両面ダンボール |
d.複々両面ダンボール |
ダンボールの基本形式はJIS規格により6種類に大別されています。
表題をクリックすると各種別の代表的な箱の形状を表示します。
形式 | 立体図 | 展開図 |
02形 薄切り形 <Slotted type boxes>
全11種類 外装用ダンボール箱を代表する形式。 1枚のダンボールシートから作成し、フラップ、継ぎしろがあるのが特徴。 一般的にはA式ダンボールとも呼ばれます。 |
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03形 テレスコープ形 <Telescope type boxes>
全9種類 身とフタから形成され、2枚以上のダンボールシートから作成される形式。 一般的にはC式ダンボールとも呼ばれています。 |
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04形 組立て形 <Folder type boxes>
全7種類 継ぎしろなしで簡単に組立てができるのが特徴。 1枚のダンボールシートから作成される。 |
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05形 差込み形 <Slide-type boxes>
全6種類 内枠とそれに差し込む外枠からなっている形式。 2枚のダンボールシートから作成される。 一般的にはB式ダンボールとも呼ばれています。 |
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06形 ブリス形 <Rigid-type boxes, Bliss-type boxes>
全3種類 3枚のダンボールシートを接合して作成された形式。 折りたたむことができない。 |
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07形 のり付け簡易組立て形 <Ready-glued type boxes>
全3種類 1枚のダンボールシートを接合して折りたたみ、使用者が簡単に組み立てて使用できる形式。 |